飲食の嫁、今宵思いふけて三千里

飲食(業界で働く旦那)の嫁が奮闘や悩みや成長を独り言のように呟く。#飲食妻

30代共働き嫁のはずさない話

30代女性とは何とも考えることが多い。

 

家庭、家事、子ども(妊活~育児)、仕事、健康、、、、。いつでもだれでも同じテーマを持っているように思うが、30代女性はこの分岐点であることが多い。

 

仕事であれば今までただ仕事をしていればよかった。思った方向にむけて全力を出すも妥協するも自分次第、自分の気持ちのままに仕事をしていた。

 

でも今は出産育児でキャリアを中断せざるを得ないことと隣り合わせ感がどうも勢いを鈍らせる。ホルモンバランスを崩し始め、妊活の段階から仕事をセーブしないと子どもを授かることも難しい。3年5年単位でのキャリアプランも立てにくい。そんな現実を考えては、結局その時にならないと判断できないことも多く、野心もあくびをし始める。

 

家庭では共働きで分業が大切だと互いに認識して結婚したはずが、潜在的にひそむ性役割の固定外念が顔を覗かせる。対等な関係であり、お互いに家庭と仕事を両立しながらあ支え合う姿を追い求めているにも関わらず、旦那は旦那で自分がここぞと言うときには勝手に相手が空気を読んでフルスロットルさせてくれて、快く応援してくれてサポートしてくれるとどこかで思っている節がある。私は私で仕事をし続けたいぐらい重要なのに、きっとどこかで”妻”としてサポートしなきゃと思い過ぎている節がある。きれいに家庭に収まったり、仕事をセーブして家庭に比重多めにいくことに抵抗がない人間だったら、葛藤も少なくて旦那さんの勢いも止めずに進めたのかなと思うと、結婚不適合な女なんじゃないかと思えてくる。

これはきっと、幼少期から日本や各家庭の文化を刷り込みながら育っているので、もはや無意識レベル。無意識なのにかなり影響力をもった価値観であったりするからややこしい。

 

健康は、体型が崩れ始め、老け始め、先ほども言ったようにホルモンバランスが不安定になり、キャリア(や仕事と家庭の両立など)に全力投球しようとすると若年性更年期のような症状に見舞われる。とにかく無理することの代償がでかくなってくる。私は不妊気味だが、この時期は結婚、子ども、マイホームなど、色んなライフイベントの分岐であるが故に個人差が露呈しやすく、マインド的にも差を気にしてしまいやすい時期である。

 

そんなこんなで、それぞれに仕事でやりたいことがある共働き夫婦は、これらのバランスを協調しながら回していかないといけないので、難問すぎるし、どれも重要すぎて頭を抱えずにはいられない。これは考え過ぎると負のループにはまること間違いなしだ。

 

良い意味で諦めは必要だが、後悔したり布をかぶせるような諦め方はしたくない。臨機応変さは必要だが、こだわりが強いから今まで頑張れてきた自分もいる。本当に大事なものを見極めながら優先順位を考えながら進むことが必要だが、考え過ぎず肩の力を抜いてなるようになると思うぐらいがいいのではと思う自分もいる。この仕事したくて今間で頑張って駆け抜けてきて、ここで中途半端にしたら面白くないから、やっぱ考えちゃう。

 

あらゆる事柄を好きなように駆け抜けてきた20代のマインドから次のフェーズに移ろうとしていて、あ~、THE30代の女してる~って感じだな、自分。って今日思った。