飲食の嫁、今宵思いふけて三千里

飲食(業界で働く旦那)の嫁が奮闘や悩みや成長を独り言のように呟く。#飲食妻

飲食人と結婚 苦戦したこと

 

飲食業界の旦那さんと過ごしていて

個人的に大変だったことまとめてみる。

 

完全なる個人的意見で、

業態やお互いの生活リズム次第で

結構変わってくると思う。

逆に共感してくれ人がいたら嬉しいかも。

 

①コミュニケーションとる時間確保が難しい

これは、お店の営業時間にもよると思うけど、

なんせ生活リズムがかみ合わないので、

一緒の家に住んでいても、会話ができない。

 

私は朝起きて仕事に行く。

その時旦那さんは寝てる。

旦那さんは10時頃とかに起きて仕事。

私は19時頃帰宅して家事炊事をしつつ

明日も仕事のため遅くても24時には就寝。

旦那さんは深夜の1時~3時ぐらいに帰宅。

4時~5時頃就寝。

 

というわけで、永遠に目が開いている旦那さんを見れない。

いつも死んだように寝てる姿しかみない。

だいたい、ソファーで息絶えている。

ベットでねてほしい、、、、。

 

みたいな生活。

なので、手続き系の話しをするだとか、

すり合わせをする時間もなければ、

雑談なんて贅沢品。

良くも悪くも一人暮らしとほぼ変わらない生活。

 

LINEやメモ帳、カレンダーの共有など

様々なツールを使って試行錯誤しましたとも。

 

人間関係ってナマモノだと思う。

だから夫婦だったら伝えたくても

話さなくても大丈夫なんてことはない。

 

放置していればカピカピになったり

腐ったりしてしまうのだ。

 

どの頻度、どう言うツールが正しいとかはないと思うが、

カピカピにならないようにはしたいよね。

って夫婦で思えているかどうかは大事な気がしている。

 

②旅行にいけない

まだ子どもがいない私達。

私は海外旅行も、国内旅行も大好きだ。

 

交際している時は20代だった私は、

彼氏と旅行に行きたい盛りなお年頃だった。

 

しかし泊まりがけの旅行なんて運がよくないといけない。

1日デートも、大概くたびれているので、

午後から動くことが多く、結局外食に行くぐらいで

休日が終わってしまうこともしばしば。

旅行に行けたとしても旦那さんの睡眠時間を犠牲にせざるを得ず

なんとも申し訳ない気持ちになるという罪悪感を鞄に詰めて出発する。

 

結婚してもそれは変わらず。

ご飯食べて一緒に過ごせるだけでもありがたい気持ちになれるではあるが、

SNSや友達から彼氏や旦那さんと旅行に行った話しを目や耳にする度、

布をかぶせていた私の我慢心がうずく。

 

友達と旅行にいったり1人で出歩いたりもしているけど、

 

好きな人とも、楽しい時間や美しい景色を

共有したいと思ってしまうのだから仕方無かろう。

実はまだ新婚旅行もいけてない。

 

現職場は過去に1週間の新婚旅行に行った先輩など

前例があるので期待していたが、

人手不足などもあり、許可がおりなかった。

 

新婚旅行の可否の決定権が100%職場にあるのもなんとも辛い。

子どもができたら、そう簡単には長期旅行や海外は難しい。

私の人生1度のハネムーンがあっけなく宙に消えた。

とても悲しかった。

 

これからは独立するので、

私たちのペースで時間を作っていけるといいな!

 

 

 

③家事と仕事の両立

私はフルタイムで働いている。

加えて個人的には結構疲労度も高い。

 

しかしそれ以上に旦那さんは労働時間も

勤務日数も多く、そもそも物理的に家に居る時間も少ない。

結果、コミュニケーションもとれぬまま、

家事と仕事に追われる日々となり、

急に「え?何?私は家政婦なのか?」という怒りと疑問が

半年に一回、唐突に訪れる。

 

本来は旦那さんの大変さを横で見守っているからこそ

動ける方がしたらいい。と積極的に自ら仕事の傍ら家事も行っているのだが、

私だって人間だ。時には余裕のない日だってある。

 

不意に、私だって稼いでいる。

しかも、さして大差はない。

彼が割の悪い仕事をしていて、(どうしても業種柄仕方のないこと)

そのしわ寄せを私が仕事も家事も頑張って適応することで

成り立っている構図って、普通におかしくない??

という気持ちに襲われるのだ。

 

持ちつ持たれつで、私も旦那さんに支えてもらっている部分はある。

だが、私だって仕事から帰ったらお帰りと言われて、

ご飯が置いてあって、脱いだ服が洗濯してある生活をしてみたいと

思うのはワガママだろうか?(いや、そんなはずはない。)

 

半年に一回ほど私の火山は噴火し、

そのたびに旦那さんは謝りたおす恒例行事を行っている。

 

私もできるだけ冷静に、

何がモヤるのか分析して、

気持ちは伝えるようにして何度も共有するうちに、

 

次第に旦那さんも考えがブラッシュアップされたり、

自分にできることを考えてくれるようになり、

今は随分と頻度は減った。(旦那さんの柔軟さに感謝)

 

以上、苦戦したこと、とりあえず3選。

 

飲食に限らない事項が多いかもしれないし、

夫婦のあるある話かもしれないが、

大変さを感じるポイントや、エピソードは飲食特有のものもあるはず?

 

ちょっとしたことだけど

日々のこととなると難しくなることがほとんどだった。